2023年|4月号

市原ぞうの国

 早起きして「いとおかし」な朝を楽しもう

 暖かい日が多かった今年の3月は、春の気配がしてきたなぁと思った途端、中旬には桜の開花宣言(東京・靖国)があり、これは平年より10日も早いものとなりました。あっという間の満開でしたね。

 起きていても布団から出ずらかった冬と違い、気候がよくなりやっとスッキリ目覚められる。と思いきや、春は「春眠暁を覚えず」といわれるように、寝過ごしてしまう季節です。

 一方、清少納言は枕草子で「春はあけぼの」(春は明け方が良い)と書いています。4月は新年度の始まりでもあります。早起きして朝日を体いっぱいに浴びると、スタートがスッキリ切れて「いとおかし」といったところでしょうか。

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