2022年|8月号

谷津干潟

 冬瓜は夏野菜なのになぜ『冬』?

 「冬までもつ」から。

  冬瓜の皮は熟すと分厚くなり、またキメが細かいので水分が失われにくいのが特徴です。そのため、丸のまま風通しの良い冷暗所に置いておくと2~3ケ月は保存ができ、「冬までもつ」という意味から「冬」の漢字が使われたとか。また、冬瓜が熟した時に皮の表面に白い粉が付き、それが雪のように見えることから「冬」の文字が使われたという説もあります。

 90%以上が水分でできていることや、カリウムが含まれているため、利尿作用によりむくみを取ってくれる効果ができる夏野菜です。夏バテによる食欲減退時も水分豊富な冬瓜なら食べやすいのでオススメです。

 暑い日がまだまだ続きますが、くれぐれも熱中症や事故などに気をつけてお過ごしください。

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