2022年|9月号

谷津干潟

 日頃から防災意識を高めましょう

  最近、天気予報やニュースで「線状降水帯」という言葉を頻繁に聞くようになりました。2014年の広島豪雨の際に、この言葉が注目され、2017年の九州豪雨や2018年の西日本豪雨災害で、さらに一般社会へ広がりました。

 その名の通り、線のように存在する雨雲の様子を指しますが、一般的には激しい雨を降らせる積乱雲が集まったもので、大きさは幅20~25㎞、長さ50~200㎞。数時間同じ場所にとどまる性質があるようです。

 発生する条件やメカニズムは研究が続けられており、線状降水帯の発生を事前に予測することは難しいと言われているそうですが、天気予報で「線状降水帯が見られた」という発表があれば、その後数時間にわたって、大雨豪雨になる可能性があるのだそう。

 地震や風水害といった自然災害はいつ起こるかわかりません。日頃から防災意識を高め、きちんと対策することで、災害による被害を減らしたですね。

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